看板の豆知識
看板の歴史
道路標識の歴史は江戸時代から
道路標識はいつからあったのでしょうか?そのルーツは「道標」にあります。
道標とは、道端に建つ、地名、距離を石や木に刻んだもの。江戸幕府によって全国の街道が整備され、一般庶民、物資の往来が激しくなると、道標も盛んに立てられました。
今でも田舎に行くと、道路脇にポツンと残っていることがあり、見かけると、遠い昔の旅人に思いを馳せてしまいます。
その後、「道標」ではなく「標識」と呼べるものが登場したのは、道路に自動車が走るようになった大正時代に入ってからのこと。自動車がなければ標識もいらないわけで、大正時代まで道路標識は存在しなかったと言えます。
欧米の影響を受けた日本の道路標識
大正11年、日本に初めて「道路標識」が登場します。
当時の「道路標識」は、国道番号と主要地点までの距離を示した「道路方向標」、曲がる方向、学校・踏切などがあることを示す「道路警戒標」の2種類。自動車先進国イギリスの標識をモデルにしたと言われています。
昭和17年、交通がさらに発達し、新たに制定された「道路標識令」により、種類とデザインが改正され、ここで参考にされたのがドイツ標識です。当時は戦争中だったため、日本とドイツは同盟関係で、そのことが関係していたと言われています。
戦後も度々「道路標識」に関する法律が整備され、その都度、種類の追加やデザインの改良がされました。戦後直後は、アメリカの占領下にあった事から英語も併記されていて、シンプルな標識も、この英語を入れるとなんとなくポップな印象を受けます。






















